宝石とジュエリーの周波数

宝石となる美しさを持つ鉱物は、
鉱物の中でも限られています。
その希少価値と需要から、
価格が定められます。

アクセサリー加工をする家に生まれながら、
あまりジュエリーに興味を持てなかったのは、
(今は大好きです!)
自分に金属アレルギーがあったからだけでなく、
今振り返ると、使われていたものが、
色ガラスだったからなのだと思います。
ステージに映える華やかななネックレス、
ティアラやかんざしなどもありました。
色ガラスの美しさは、人々を魅了します。
硅砂に熱を加え、不純物を取り除き、
輝きを強くするために鉛などを加えるそうです。
どちらが良いわるいではなく、
鉱物と色ガラスとは、
意図や放つエネルギーが違います。
わたしが今の人生で鉱物と出会うまでには、
時間が必要だったのかもしれません。

今生で石と出会ったのは会社員時代。
30代に入ったばかりの2005年のことです。
仕事の忙しさから、昼と夜が
よく分からない位に働き疲れていました。

そんなときに声を掛けてくれた上司が、
パワーストーンブレスレットの店を
紹介してくれました。
そのブレスレットを身につけたことから、
石にはパワーがあり、
人を変える力があるとわかりました。

一方で、石の力を扱いきれなければ、
怖いものであるとも思いました。
もっと石と仲良くなれば、
見たくない、知りたくない自分を
知ることになる。
変わることが怖い。
そのように石と離れてしまうことも
あるかもしれませんが、
わたしはカラーセラピーに興味を持ち、
石は一旦、横に置きました。
石に話しかけられたりしましたが、
それが何か、判断できるまでには
およそ4年が掛かりました。
再び石に触れることになったのは、
2008年の終わり頃でした。
学ぶ準備が整ったのでしょう。
あっという間に惹かれ、導かれていきました。

人と石は周波数で引き合いますので、
自分が良い状態のときに選ぶ石と、
そうでないときに選ぶ石には差があります。
両極に振れることで、自分軸に気付きます。

多くの場合、この両極の波から、
気付き、波動を上げて、
次の段階へと進むことになります。

石の仕事を始めて数年経った、
ジュエリーに興味がなかった頃から、
個人セッションでリーディング中に、
ダイアモンドなどが使われた
貴金属ジュエリーのビジョンが
浮かぶことがありました。

宝石は自分の担当ではないと思い
避けてきましたし、
相場もわからなかったので、
デパートで探してきてくださいね、
というお話をしていました。
(今は、お取り扱いあります。)
驚くほどの変容を遂げた方もいらっしゃいます。
そこにコミットするかどうかは、
選ぶことができるので、
セッションでお伝えすることはあくまでも、
その方が飛躍するためのきっかけにすぎません。

宝石には特定の周波数があります。
その周波数は、原石などの周波数とは
少し違いがあります。

宝石は原石から選定され、
カットされ、磨かれ、研磨され、
その中からも選ばれて、
ジュエリーになります。

ジュエリーとは、
天然の石から磨かれた宝石や、
貴金属(金、銀、プラチナ)を使用し、
石留めなどで加工されたものです。

宝石の色は見極められて、
そのままの色の状態で
磨かれることもありますが、
加熱や電気を通されて、
発色を良くすることもあります。
きれいになった石は、よしよし、
又は、やったー!という感じです。
人と共同創造を成し遂げたのですから。

鉱物のインクルージョンを生かした、
芸術的なジュエリーもありますが、
カットされた宝石とは、
エネルギーにも少し違いがあります。
石にも個体差があるように、
人にも個体差がありますので、
度合いの豊かさを感じます。

ジュエリーの周波数は、自己価値を高め、
望む自分になっていくように働きかけます。

あなたには価値がある。
あなたは光の存在。
あなたはもっと輝ける。
あなたはもっと自分を信頼できる。

たくさんのポジティブな言葉が浮かびます。

写真はチャクラリング。
タイ又はミャンマーで採掘された
サファイアが使われています。
チャクラの色に合わせるために、
加熱処理は施されていますが、
全てサファイアです。

ダイアモンドに次ぐ硬度をもつ、
コランダムという鉱物の、
青系はサファイア、赤系はルビー。
ざっくりな説明ですが、
宝石の世界ではルビーに近い、
ピンクサファイアもあります。

奥の深い宝石、そしてジュエリーの世界。
今日は、鉱物界の一端を担い、
わたし達とともにアセンションを遂げていく
存在達、宝石とジュエリーのお話でした。

Crystal Flying by NATUEL

慧胡です。 多様なクリスタル、 多次元にわたるクリスタルについて、 ランダムに綴るブログです。 クリスタルの今とわたしたちの今を、 飛行を操縦するように注意深く、 そして空から眺めるように心地よく、 時に地中に入りながら、 地上に響く石達の声を、 コトノハとして綴ります。 2021年より、Elf のチャネリングを 公開しています。