太陽と月、私と鏡
2020年1月11日の満月は、
とても力強いエネルギーでした。
月蝕を伴う蟹座の満月で、
部分月蝕ではありましたが、
それ以外にも根底からの変容を促す、
とても力強い星の配置でした。
月蝕は、太陽と月の間に地球が入り、
月に影をつくる現象です。
敏感な方は、身体にも心にも、
いつもと違う感覚があったかもしれません。
月は地球の潮の満ち引き同様に、
私たちの身体の水に働きかけをしています。
私たちの身体は地球と一心同体に、
月に影響を受け活動しています。
写真上は、満月直前の月。
写真下は、その数日前の太陽です。
こうして写真を並べてみると、
月がまるで夜の太陽のよう。
力強い月です。
目を瞑って、宇宙空間に出て、
月蝕をイメージしてみてください。
太陽と月の間に地球が入り、
月に影をつくるのは、
ダイナミックな天体ショーです。
月は地球の周りを公転し、
地球は太陽系の恒星である太陽を中心に公転し、
太陽は恒星として宇宙空間に光を放ちます。
月は太陽の放つ光を受けて、
地球から見ることができます。
太陽系の中心は太陽です。
太陽を内的な世界で表すと、
陽であり、「私」です。
「意識」とも言えるでしょう。
月は地球が豊かな生命を育み、
魂の二元性の学びの場であることに
賛同をするかのように存ります。
月を内的な世界で表すと、
陰であり、「鏡」です。
「無意識」とも言えるでしょう。
天体は、私たちの内的な世界を、
客観的にみることができます。
このことに気づいたアルケミスト達が、
占星術の基礎を築いたと想像できます。
内なる私に、宇宙があります。
太陽と月は、内なる私。
そのほかの天体も、
全て内なる私の中にあります。
外にあるように感じるのは、
地球次元の学びです。
またそれが、地球の特徴であり、
美しさでもあります。
地球は魂の進化に最適な場所です。
そして、なくてはならない場所であり、
しかしながら、宇宙に不要さは存在せず、
誰一人として、愛でない人はいません。
こちらの灯籠は鹿島神宮にて撮影しました。
太陽と月だな、と思いながら眺めていました。
数年前に、太陽と月のクリスタルワークを
行ったことを思い出しました。
いますごくタイムリーなのに、
ちょっと早かったかもしれません。
でもきっと、参加された皆さま方が、
あのときに、クリスタルを通して
内なる天体に向き合った恩恵を、
いま感じているのではないかな、と思います。
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