水瓶座時代のアトランティスの叡智

いつも石ブログをお読みくださりありがとうございます。慧胡です。2025年ツーソンミネラルショーから、今年も素晴らしい石達が来てくれました。その中でも特に、今を象徴するようにやってきてくれたクォーツをご紹介します。

一際個性的な、モロッコのクォーツに出会いました。様々な鉄分の影響を受け、透明なクォーツのポイントの外側を覆うように彩りが加えられた鉱物による地球のアート、アトラスクォーツです。写真の中の、色どり豊かな鉄分が付いたポイントのクォーツ達です。

モロッコは、北アフリカ大陸の北西部に位置し、西は大西洋（アトランティックオーシャン）、上は地中海に面している国です。別名はマグレブ（日の沈む国）と呼ばれ、このクォーツは、日出ずる国と対になるような場所から来ました。モロッコの広大なサハラ砂漠は有名です。地図を見ると内陸部にはアトラス山脈があります。

日出ずる国の日本で、モロッコのクォーツを奇跡的に手にすることを思うと、壮大なサイクルの終わりと始まりを、知らせてくれているように感じます。

アトラスクォーツを見て、瞬時に「アトランティスの解放」という言葉がやってきました。苦しみを中和して、その思いを持つことを許し開放が促されることを人類に伝えたいのだろう、と理解しました。

アトランティスは特に後期の終わり頃に、人類の自我が増強した状態が続きました。不足を追い求め、調和という美を忘れていました。思うようにならないことを、なんとかして思うようにしようと躍起になっている状態が加速し、調和から遠のき、摩擦を生みました。マザーアースはこの状態で、進化を促すことが出来なくなってしまいました。人類の自我は宇宙により、進化のために使われるように設定されていましたが、まるで変異したウイルスのように、自我が暴走してしまったのです。地球との調和がとれない状況に追い込まれ、この時代は幕を閉じました。

マザーアースは、わたしたちを受け容れてくれている母なる存在です。この存在を、わたしたちは蔑ろにしてはいないでしょうか。循環の中に、わたしたちは居続けることが出来ているでしょうか。マザーアースが与えてくれる豊かさを、わたしたちは受け取れているでしょうか。マザーアースの決意と共に、大地と共に、肉体と共に、わたしたちは宇宙が注目するほどの変化を遂げようとしています。

地球人類はいま、浄化の時を通過しています。集合意識に刻まれた様々な苦みが、共鳴により浮き上がる時です。集合意識に刻まれた苦しみを、人々は自分のことのように抱え、抜けられずに居ることがあります。しかしそれは、自分の一部ではありますが、全てではありません。もし、わたしたちがこの状態、この状況を選んで生まれてきているのであれば、宇宙は超えられない壁を設定することはないでしょう。

変えられないものを、無理に変える必要はありません。目に見える変化は、内側の反映により具現化されます。内側を整えましょう。罪悪感を持ち続ける必要もありません。それは、あなたに変化を促すための設定であると理解してください。変わらないものを否定するのではなく、どう変えられるのかを自らの意識で行うのです。

このような変化から、アトランティスの解放は促されます。わたしたちは集合意識の一部であり、過去生は、あなた個人の過去生であるとは限りません。浸り過ぎることなく、突き放し過ぎることもなく、中和の精神で俯瞰する視座を見出していくのです。あなたがあなたを助けてあげるように、集合意識を助けることができます。ゆったりと、自分自身に還る時間を、自分自身に与えてあげてください。

あなたが新たな視座でいるとき、経験した苦しみを中和し上昇する術を、集合意識へと送ることができます。そして喜びの体験も、集合意識へと送ることができるのです。一人のミクロな経験がマクロに影響を与え、新たな経験値が集合意識のレコードに刻まれます。それぞれが本当の自分を生き、自分を生きるスペシャリストになって繋がるとき、水瓶座時代のアトランティスの叡智が目覚めていきます。調和を生む自我に目覚め、本格的なワンネスを生きる時代が始まりを迎えるのです。

アトラスクォーツと共に、2025年ツーソンミネラルショーから来た石達の中から、ロシア 南ウラルのパイライトインクォーツに出会いました。結晶するパイライトがクォーツに内包されている様子は、マザーアースが育んだ宇宙からの贈り物のようです。

ウラルのパイライトインクォーツは、アトラスクォーツ単体のエネルギーを引き上げ、アトランティスの解放をより円滑にサポートし、素晴らしい相乗するエネルギーを生み出します。是非、ご一緒にお持ちいただくとことをおすすめします。

今回は、モロッコ産アトラスクォーツと、ウラルのパイライトインクォーツのご紹介と共に、「水瓶座時代のアトランティスの叡智」をお届けしました。皆さまの、心の深くに響きましたら幸いです。

慧胡