いつも石ブログをご覧いただきありがとうございます。慧胡です。
皆さんは、どんなきっかけで石を好きになりましたか?石と関わったり、気になり始めましたか?それぞれに、様々なきっかけがあると思います。今度是非教えてください。きっと三人三様ですね。今日はわたしの石との原点のお話しをしていきます。少し長くなりますが、よかったらお付き合いください。
先日、オーダーブレスレット for 2023 として、期間を設けてオーダーを承りました。どんなブレスレットが仕上るのかわからないのに、制作とリーディングを委ねてくださって、勇気ある方々に本当に感謝の身持ちです。オーダーは常時受付をしていますが、今回は特に2023年~を意図して、ブレスレットと共に変容していく方々の後押しになればと思いました。感想をいただく中で、ほとんどの方に好転反応があり、また深く癒しがあったり、ご本人専用の天然石ブレスレットの力を強く実感しました。
このブレスレットのお話を最初にした理由は、わたし自身が天然石のブレスレットを身に着けたことをきっかけに人生が大きく動き、天然石のブレスレットが、わたしと石との今生での原点だからです。
子どもの頃から石が好きだったかというと全然その様子はありませんでした。夢がないみたいですいません。どちらかというと、生まれた時から石を扱うための訓練をしていて、身体も精神性も経験値も鍛えられて、然るべきタイミングで石との関わりが始まっています。
きっかけは31歳の時だったのですが、当時勤めていた会社の新規事業で東京と香港を行き来していました。当時はお菓子の商品企画をしていました。多くの仕事を抱えていて、仕事が忙しすぎて責任が重すぎて心身が壊れそうになっていたときに、見兼ねた上司(後の女性社長)に「ブレスレットを作ってきたら?」と、あるお店のショップカードを渡されたことがきっかけでした。それが2005年の2月初めごろで、この記事を書いている月を同じくして18年前です。
ショップカードを受け取った数日後に仕事を早く切り上げて電車に乗り、中目黒のお店に向かいました。何とかして自分を助けたいと思いました。作ってもらったブレスレットは、石一粒づつを、手を使いオーリングで決めていくのですが、かわいいとか気分が上がるとか、全くそんな様子もなく、むしろ隠したいようなブレスレットでした。デザインではなく、エネルギー重視のブレスレットでした。そのブレスレットに入っている石の意味が書いてある紙をもらえたので、自分の状況に照らし合わせて意味を繋ぎ合わせて解釈をして、あまりにも自分の心と身体が乖離していたことに気付き、何とかしなければと思っていた矢先、ブレスレットを身に着けて一週間も経たないうちに重いインフルエンザにかかりました。
二週間程お休みをしている間に、自分が居ないと回らないと思ったいた仕事が回っていて安堵しました。家で休んでいる間に、近くの商店街で流れる音やアナウンス、子どもがランドセルを揺らして登下校している音や声、自宅が工房だったので父がジャズを聴きながらアクセサリーを作っている音、祖母が作ってくれる台所の音や匂いなど、日常の忘れていたことを思い出し、それからちゃんと自分を生きようと心に決めました。どれだけ自分を出さないように生きてきたのか、もう限界だったことを理解しました。
ブレスレットは、一ヶ月に一回、合わなくなったと感じた時に石の交換に行きました。一ヵ月に一回は、今思うと、相当なスピードで変化していたと思います。それを半年ほど続けて自分を取り戻していく中で、必要と感じたアロマの香りの効果を実感したり、色の識別が得意な特性を生かして色のことを学ぼうとしたらカラーセラピーを学ぶことになったり、仕事の忙しさは相変わらずでしたが向き合い方が変わり、仕事を辞めたくなりましたが、仕事があることをありがたく続けながら、本当の自分に向き合うことを始めました。
半年ほどでブレスレットは必要なくなり、今度は原石が気になり始めました。初めて購入した原石はアリゾナのジェムシリカで、本当に美しい石でした。ある時、石から話し掛けられ、自分の思い過ごしではないかと思いながらも、その時のことを絵と文字で書き留めています。本当だったのだと今はわかります。ちょっとした直観を信じて、それを積み重ねて今があります。その頃は、見えない存在、特に天使との対話も盛んで、日常と非日常との合間でグラグラしていました。カラーセラピーやレイキを学んだり、スピリチュアルカウンセラーのところへ行ったり、退行催眠を受けてみたり。石との本格的な関わりには約3年を要しましたが、見えない世界の学びをしながら、直観を信じる練習をしていたのだと思います。
この先を続けると長くなるので、今日は石との原点のお話に戻ります。このように、わたしは天然石のブレスレットがきっかけで、自分に向き合うこと、自分を幸せにしていくこと、生きるという基準を見直し今があります。そして、お仕事として石と共に生きています。
石の持つ力ってすごいです。人生を変えてしまう力を持っています。わたし自身が石と共に変化し続けているから、皆さまの石を持った反応もよくわかります。ゼロからスタートをして経験を積み重ねていますが、そんなことは諸戸もせずに経験値が覆されることも受け容れることができるようになりました。時空の状況と共に変化する石のエネルギー、出現する新しい石たち、そのタイミング。ワインのように熟成する石のエネルギー。様々なケースがありながらも、今は全てが必然であることを信頼しています。間違いなんて一つもなくて、全ての人にとって、石との出会いは上昇していく為のきっかけなのです。
人と共に上昇していくことを、人と関わる石たちは望んでいます。ビーズになった石たちも、最後の最後、地球にその石体を還していく前に、わたしたちと共に居てくれています。
わたしと石との原点は、「自分を幸せにしていくこと」から始まっています。自分と向き合い、最初は厳しさも多く感じましたが、石が大好きになり、自分の人生もなかなか面白いのではないかと思えるようになりました。変化変容のエピソードは盛りだくさんです(笑)
人との関わり、物質との関わりにも、自分を幸せにする要素をたくさん取り入れて、自分を幸せにしてあげてください。そして、自分が石好きなことを、是非まわりの方にシェアしてください。人を選んだ方が良い場合もあるかもしれませんが、意外と石好きさんが居るかもしれません。今の時代は、自分の好きなことを周りに知らせた方が、上手く廻り出すようになっています。ブレスレットやアクセサリーなど、好きなものを身に着けて表現するのも良いですね。話のきっかけになるかもしれません。そして自分の経験をシェアしてください。ブログでもinstagramでも、表現方法は何でもよいので、自分の幸せを周りにシェアして、幸せを循環させてくださいね。
今日は、わたしと石との原点のお話をさせていただきました。長文を読んでくださり、ありがとうございます。このシェアが、皆さまの石との原点を思い出し、石との日々を更に有意義に楽しんでいただくきっかけになれば幸いです。
慧胡
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