わたしたちと鉱物界の今
たいそうなタイトルになってしまいましたが、
わたしたちと鉱物界の今を、
日々、思い考えながら過ごしています。
大きな流れを変えたいと思う時、
できることは小さな自分から。
それしか出来ないのが現実です。
悲観的な意味ではなく、
自分のミクロな役割に安堵し、
こつこつと行いたいと心から思います。
こんなことを言ったら語弊があるかもしれないのですが、
わたしたちと鉱物界の在り方が進化していることを、
多くの方が認識できていない状況にあるように感じています。
そのような意味では、変わらなければならないと思います。
しかしながら、変化を感じ取り、自らの声を聴きながら
変化に呼応し石選びをしている方々も見受けられます。
小さな変化を読み取ることができる、
それは自分に正直であるからです。
また一方で、大いに歓迎すべき正直さを、
ご自身のトラウマが抹消しようとしてしまうことがあります。
経験は過去であり、今ではありません。
石達のフォルムのその奥にある光。
この光を感じ、見続けていくために、
わたしたちは心を磨く訓練をしなければなりません。
小さな違いを認識し、
言葉の使い方や、闇に陥りがちな考え方を改め、
闇から光へと、意識を上げていく訓練をし、
この地上の波動を上げていく役割を、
ひとり一人が持っていることを自覚すべき時です。
鉱物の地球上の分布は人知を超え、
想像もしていなかった鉱物がこの地上にもたらされている奇跡は、
アートという以外に表現する言葉が、
今のところは思いつきません。
地球の循環の中で、見えないけれども確かに流れる脈。
人知を超えた地球の産物、個を超えた石達の意識から、
何を学び、何を得て、わたしたちは何を表現することができるか。
鉱物界は、人との共同創造を望んでいます。
人間界の意識では受け取りにくい考え方ですが、
その方がその方らしく生きることができるようにと、
引き上げていく強さを、石は持っています。
だから人は、石に助けられているのです。
親切にしてくれた方にありがとうと伝えるように、
石にもその心を向けましょう。
そして引き続き、人は意識を上げ努力をしていくことです。
石の意味に、個体差が出ています。
感性を研ぎ澄まして、
ご自身なりの石との関わり方を、
見つけていってください。
わたしはその、少しばかりのお手伝いをしているのだと思います。
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